2010年5月2日日曜日

茶番劇になった八百長

 中日クラウンズゴルフは前日まで-1だった石川遼が、
驚異的なスコアで-13とし、2位に大差をつけて今季
初優勝をした。

 最終結果は、

優勝:石川遼(-13)
2位:藤田寛之:ポール・シーハン(-8)
4位:カート・バーンズ(-7)
5位:岩田寛:リャン・ウェンチョン:上井邦浩(-6)
8位:平塚哲二:今野康晴:丸山茂樹(-5)

 この日付の新聞でTBSの番組欄には「中日クラウンズ
ゴルフ『最終日』昨年賞金王の石川遼は今季初優勝へ
遼チャージを見せるか」と、このことを予言したかのような
見出しになっている。

 ある意味、八百長の演出どおりになったことはたしかだ。

 たしかに石川遼のスコアは記録的なもので疑う余地は
ない。しかし、優勝には疑問が残る。

 前日3日目の順位は、

1位:丸山茂樹(-7)
2位:ポール・シーハン:上井邦浩(-6)
4位:リャン・ウェンチョン:野仲茂:キラデク・アフィバーン
   ラト:今野康晴(-5)
8位:兼本貴司:池田勇太:松村道央:藤田寛之(-4)
     :
18位:石川遼(-1) 他6名

 このように以前のブログで書いた八百長のキーワード
「-6」前後で停滞している。
 これは石川遼の調子が今ひとつなので「これくらいに抑
えて、待っておこう。最終日に石川遼が追いつけば接戦
で盛り上がる」という意識が働いたのではないだろうか。
 ところが最終日に石川遼が突如、爆発的なスコアを出
して早々とホールアウトしてしまった。
 他のプロは下手にプレーすることはできてもうまくプレー
することはできない。その結果、大差のスコアになったと
思われる。

 本来なら-16ぐらいが優勝争いのラインだったのでは
ないだろうか?

 こんな茶番劇をしていて世界のモノ笑いにならなければ
いいが。