フジサンケイクラシックの最終日。
石川遼の高校の先輩、薗田峻輔は17番の時点で、
石 川遼とは2打差の-10でトップだった。ところが18
番で不自然なプレーをし、まるでダブルボギーを狙って
いるようだった。5打目をホールを越えるように大きく
打って、グリーンオーバーしそうなコースだったが、プ
ロゴルファー猿の「旗包み」ように、フラッグにあたっ
てグリーンに落ち、ここをボギーとした。それで-9と
なって石川遼を待った。
石川遼は18番でバンカーに入れたものの、しのいで
バーデーをとり、-9となって、薗田峻輔とのプレーオ
フとなった。
相撲でいえば同部屋対決のようなもので、話題づくり
の作為を感じる。
あとは石川遼がうまく打って、薗田峻輔がはずすのを
待つだけの猿芝居。
4回も繰り返してようやく決着がついた。
八百長賞金王の石川遼と一年目の薗田峻輔が優勝
争いをするほど、ろくな選手は参加していないというこ
とだろう。
これでは世界は程遠い。